私が勤める福祉施設からさほど遠くない場所に、時期をほとんど同じくして、2つの有料老人ホームがオープンした。
職業柄、この有料老人ホーム2つともを見学させてもらうことになったのだが、外観から内装まで、それぞれの施設で全く違い、入居する人の好みで分かれそうだな、という感想を抱いた。
1つは完全に洋館風で、外観から内装まで全て洋風、廊下や食堂などもヨーロッパ調で、照明や家具など隅々までこだわっていた。
入口に大きな暖炉があり、聞いたところによるとまさにヨーロッパから取り寄せたとのことだった。
もう1つの有料老人ホームは逆に外観はビジネスホテルのようだが内装は和風で、玄関から入ると廊下が畳素材を使っていたり、部屋の雰囲気も和を感じるなど、こちらも細部までこだわりが感じられた。
有料老人ホームといえば、利用料金が高いというイメージが根強い。
実際、パンフレットに記載されていた月額利用料は私の月収よりも高い金額が示されており、驚いた。
しかしどちらの施設も建物内を見ればそれだけの料金を支払う価値があるように思えた。
普通の賃貸住宅に入居しても家賃は発生するし、食費も光熱水費も当然かかる。
そう思えば、食堂と浴室は共同であっても、賃貸住宅と同じくらいの居室の広さがあり、介護サービスと健康チェック、生活相談など様々な手厚いサービスが期待できる有料老人ホームは決して高いとは言えないのかもしれない。
元々紹介 有料老人ホームが好きということで、今回の紹介 有料老人ホームを選ばれたそうですが、とても賢い選択だと思います。
また、食事にもこだわっていた。
どちらの有料老人ホームも施設外周に庭といえるようなスペースはない代わりに屋上を庭と同様のスペースにしており、自由に出入りしたり散歩したりできるようになっていた。
そして1つのホームでは屋上菜園をしており、入居者の方と一緒に野菜を育て、自家栽培した野菜で食事を作って提供するというサービスも行っているようだった。
有料老人ホームは、他の福祉施設よりも高めの料金を支払う。
その分はサービスで差をつけなければならない。
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私が見せてもらったどちらの施設も、基本の介護サービスはもちろん、あらゆる面でサービスに工夫をしているようだった。
介護保険を利用していなくても入居できる有料老人ホームは、今後ますます需要が高まるのではないかと思う。